攻めと守りのリスキリングセミナーを開催しました

2023.12.18

リスキリングについて2人の視点からコラボ開催したいと以前から計画し、今年ついに目標を達成することができました。

イベントページ:https://semetomamori-re-skilling.peatix.com/


「リスキリング」という言葉が浸透しはじめて、経済産業省を中心に政府が国策として進めているものの、何をどうやればいいんだ?と現場の人事担当やDX推進担当の方は施策を立てづらい現状にあります。


そういった方々のために以下のテーマに沿って、リスキリング施策のヒントになる内容をお届けしました。


・守りのリスキリング:「生産性向上」「業務効率化」

・攻めのリスキリング:「顧客満足度向上」「新規事業創出」

「守り」は製造メーカーで生産性向上に尽力し、多数の中小企業支援を行なっている田中覚さん(株式会社タナカサトル技術支援 代表取締役)に担当していただき、「攻め」は私からデザイン思考を活用した顧客満足度向上の具体的な事例や思考法をお伝えしました


一般企業人事、病院経営、自治体DX担当など多種多様な方々(20名)にご参加いただき、アンケートの満足度評価は90%を超えることができました。多少なりとも現場の皆さんのお役に立てたのではないかと思います。


頂いた感想を少しご紹介すると、

「攻めと守りの両面から、リスキニングのことが知れてとても勉強になりました。問い立ての大切さに気付きが得られ、もっと詳しく知りたいと思いました。」


「デザイン思考についての説明が具体的な事例もあって大変分かり易すく身につけたい思考力であると思いました。」


「会社に対する課題だと思いましたが、個人への落とし込みが出来る内容でした。」



セミナーの中では、「守り」のリスキリングによって自社の生産性を上げ、業務改善によって生まれた時間や人的リソースを「攻め」のリスキングに投資していくことが重要であるとお伝えしました。

リスキリングは1日2日で終わるものではなく、「守り」と「攻め」を循環させていくことで組織が成長し、企業のサービス拡大と売上拡大につながっていきます。


人材育成や研修をうまくビジネスにつなげられないというお悩みもたくさんあるため、抽象的な概念ではなく、できるだけ実務につながる具体的な施策をお伝えすることに注力し、そこを評価して頂けたことがとても嬉しかったです。


セミナーで頂いた質問や感想をもとに、これからさらにブラッシュアップしリスキリング研修を組織とビジネスの成長にもっともっとつなげていきたいと思います。


ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。

人材育成や研修のご相談も受け付けています。

村上通子

株式会社toya代表取締役。課題解決の研修講師。デジタルサービスの支援プロジェクト数は100以上に及び、業界問わず本当に必要な課題解決ができる人材育成を推進中。2019年グッドデザイン賞受賞。